フランチャコルタのタイプ

フランチャコルタ・ブリュット
■使用品種
シャルドネおよび/もしくはピノ・ネーロ。
50%を上限にピノ・ビアンコの使用が認められています。
■特 徴
瓶内二次発酵と酵母の澱を入れたままの熟成期間は最低18ヶ月。収穫期から数えて、醸造と熟成期間は最低25ヶ月に及びます。
ボトルの内圧は5~6気圧。
■テイスティング・ノート
金色の反射を見せる麦わら色がかった黄色。泡立ちはきめ細かく持続性があります。瓶内二次発酵特有のブーケにはパンの皮、酵母の香りに、デリケートな柑橘類やアーモンド、ヘーゼルナッツ、干しイチジクのような木の実やドライフルーツの香りが華を添えます。
ミネラルの風味、爽やかな酸味、洗練された上品さと調和の良さが特徴です。
■ドザージュのタイプ
パ・ドゼ、エキストラ・ブリュット、ブリュット、エキストラ・ドライ、セックもしくはドライ、ドゥミセック。

フランチャコルタ・ブリュットのワインリストはこちら。

フランチャコルタ・サテン
■使用品種
シャルドネ(主な品種)および50%を上限としてピノ・ビアンコの使用も認められています。
■特 徴
厳選されたベースワインのブレンドと5気圧以下の内圧による滑らかな口当たり。ブリュットのタイプのみで造られます。
■テイスティング・ノート
極めて細かく持続性のある泡立ちはクリーミーと表現したいほど繊細です。麦わら色がかった黄色に薄緑色も交ざる深みのある色。
完熟した果実の香りが変化につれてはっきりと感じられ、白い花、ドライフルーツや炒ったナッツ(アーモンドやヘーゼルナッツ)の香りが伴います。
ほどよいミネラルの味と心地よい酸味がシルクのデリケートな肌触りを思わせる滑らかな口当たりに調和します。
■ドザージュのタイプ
ブリュット

フランチャコルタ・サテンのワインリストはこちら。

フランチャコルタ・ロゼ
■使用品種
シャルドネ、ピノ・ピアンコ(50%を上限とする)、ピノ・ネーロ(最低25%)
■特 徴
ピノ・ネーロの葡萄は望む色調になるまで果皮を入れたまま発酵させます。ピノ・ネーロで造ったロゼをベースワインとしてピノ・ネーロ100%で造るか、ピノ・ネーロのロゼにシャルドネおよび/もしくはピノ・ビアンコのベースワインをブレンドして造ります。
■テイスティング・ノート
ピノ・ネーロの存在がこのフランチャコルタに葡萄品種特有の香りに加え、ボディと独特の活力を与えます。
■ドザージュのタイプ
パ・ドゼ、エキストラ・ブリュット、ブリュット、エキストラ・ドライ、セックもしくはドライ、ドゥミセック。ランチャコルタ、フランチャコルタ・サテン、フランチャコルタ・ロゼはより長い熟成期間を経ると、個性、複雑さ、優雅さがいっそう際立って行きます。長期熟成するタイプはフランチャコルタ・ミッレジマートとフランチャコルタ・リゼルヴァです。

フランチャコルタ・ロゼのワインリストはこちら。

フランチャコルタ・ミレッジマート
■使用品種
--
■特 徴
“ミッレジモ”という言葉はワインが単一の収穫年度の葡萄だけで造られている事を意味します。
ミッレジマートは作柄の品質が特に良く、キュヴェ(収穫年度表示無しのフランチャコルタに使われるブレンド)よりも長い熟成期間を経るとワインの価値が高まる収穫年度に造られます。収穫の時期から市場に出荷されるまでに最低37ヶ月かかります。
■テイスティング・ノート
フランチャコルタ・ミッレジマートは当該収穫年度の天候やその年の作柄の品質を鮮やかに映し出す香りや味の個性を持っています。
■ドザージュのタイプ
パ・ドゼ、エキストラ・ブリュット、ブリュット、エキストラ・ドライ。
ただし、サテン・リゼルヴァはブリュットのタイプのみです。

フランチャコルタ・エクストラ ブリュット系のワインリストはこちら。

フランチャコルタ・リゼルヴァ
■使用品種
--
■特 徴
フランチャコルタ・リゼルヴァは極上の品質のミッレジマートで、その香りと味わいを最大限に際立たせるために、酵母の澱を入れたまま何年間も熟成させて造ります。生産規則では最低熟成期間を5年と定めています。
つまり、フランチャコルタ・リゼルヴァは収穫から市場に出荷されるまでに最低67ヶ月(5年半)かかります。
■テイスティング・ノート
--
■ドザージュのタイプ
パ・ドゼ、エキストラ・ブリュット、ブリュット、ただし、サテン・リゼルヴァはブリュットのタイプのみです。

■次のコンテンツ
お客様の声



フランチャコルタに関するさらに詳しい情報は、
弊社ウェブサイト「フランチャコルタとはどういうワイン?必ず知っておきたい基礎知識」もご覧くださいませ。
トップページに戻る